年末に幼稚園1階保育室と園児玄関の床張り替え工事が終わり、台風15号の床上浸水への対応が一段落した。床が新しくなったことで、部屋の使い方をもう一度みんなで考えることとなり、今後の保育環境に良い影響を与えてくれそうでもある。
幼稚園の2台のバス駐車場としてお借りしていた隣地がマンションデベロッパーに売却された。冬を前に古い建物が完全に除却され、幼稚園と隣地との間のフェンスが一部隣地に侵蝕していることが判明した。年明けにはこれに対応する更新工事を行わなければならない。
12月2日には、冬ではほぼ記録にないような集中豪雨に見舞われた。子どもたちを通常通りお迎えや帰りのバスに乗り込ませた辺りで、例によって排水溝の逆流が始まり、あっという間に冠水。エレベーター地下ピットが水深1メートルに達するのに20分もかからなかった。この水没からの復旧に徹夜の作業となった。
この場所で新しく建物を建てて、幼稚園と教会が思いを新たにして20年を超える。20年前には想像もつかなかったようなこと、あの時けりをつけられないままで来たこと等々が、20年を経て大きな問題となって突きつけられている。2019年はそういう年だった。
わたしたちを困惑させるのは、こういうことが2019年だけの特異な例では終わらないだろうという深刻な思いが頭を過ることだ。異常気象が通常気象現象となるなら、これからも水害は避けようがない。そしてこのままここに建ち続ける限り、わたしたちに出来るすべては「対症療法」でしかないということ。
過ぎたことをクヨクヨするのはシャクだが、これを希望に変えるにはなかなかのエネルギーが必要だ。なんせ信仰が薄いものでして…バキッ!!☆/(x_x)