No.695 てんやわんや

 先週はなんだか「Go To」に翻弄されたような感じ。
 長女がこの連休に単身赴任している連れ合いを訪ねて神戸に行くというので、「22日からキャンペーンが始まるみたいだよ」と伝えたのが11日。ちょうどいつもは混み合う川崎駅の「びゅうプラザ」がガランとしていたので情報を聞きにいった。ところが窓口で応対してくれた店員さんは「詳しいことが未だ何にも伝わっていなくて…国交省のホームページで確認いただくほかないのです」とすまなそうに応対してくださった。22日から始まるのに旅行代理店でも未だ何も知らされていないと聞いて驚いたのだが、つまり実務を担う人の声を聞いてキャンペーンを始めるのではないのだな、ということだけは良〜く分かった。
 15日には漸くトラベル事業の詳細が旅行代理店に伝えられたらしいが、ここに来て急転直下、17日には「東京除外」、加えて「若者団体旅行・高齢者団体旅行・大人数の宴会を伴う旅行」も除外されると。例のびゅうプラザ川崎の店員さん、またまた困惑してしまうだろうなぁと真っ先に思った。案の定旅行会社各社は予約のキャンセルで対応に困惑しているらしい。キャンセル料は早まって予約した人の自己責任。「「キャンペーンします」と言うから予約した」という言い訳は通じない。ほぼ詐欺被害だね。
 なんとうか、混乱の見本のような政策だとしか言いようがない。「責任を持って」とか「いっしょうけんめい」とか「努力して」とか言うが、結局受入施設の感染予防だけが頼り。ことが起こったら施設の対応の拙さのせいと言うだろうなぁ。神奈川・千葉は箱根や湘南、東京ディズニーランドがあるから除外しなかったらしい。これだってことが起こったら「黒岩・森田(知事)」のせいなんだろうね。
 票・権力維持・カネ、それ以外の目的が全く見いだせないのだが…(困)

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